犬喜屋まぐ

2009年9月30日 UP | 栄養士 竹田恵理子先生

師走スタート!この季節の楽しみ方と、気をつけたい「ウイルス」

寒暖差の大きいこの季節は持病の悪化・再発に注意

12月になりました。残すところ2009年も1ヶ月です!早いですね・・・ クリスマスに冬至、年末年始の用意とおせち。気がついたらあっという間に2010年となってそうで・・・

12月7日頃を二十四節季「大雪(タイセツ)」と呼ばれており、この日から冬至までの期間を表します。
辞書には「ブリなどの冬の魚の漁が盛んになり、熊が冬眠し南天がの実が赤く色づくころ」と書いてありました。 ブリは福岡のお雑煮には入れますよね。南天もおせちにいれるとパッと華やかになって素敵ですよね。

私の心は犬達にどんなおせちを作ろうか?そればかりです。 犬達は飼い主さんが忙しくなって「ちょっとつまんない」なんて言ってるかも知れませんし、来客がたくさんあって「うれしい」と思ってる子もいるかも!?


今年は暖冬?乾燥には要注意。

ところで、今年は暖冬だと言われていますね。暖冬といっても寒い日はあるし、逆に気温がコロコロ変わる方が体はついていかないなんて事もあります。 何度もしつこい様ですが、高齢の犬や子犬は特に気温に振り回されることが多いようです。 新型インフルエンザや風邪など何かと人も犬も体調を崩しやすいときです。 皆様のお家は今どんな風になっていますか?

私の家では加湿器をつけています。 暖房をつけていると温かいですよね?昔はストーブにヤカンを置けるようになっててそれでお湯を沸かして・・・っというお家が沢山あったと思います。
「乾燥注意報」などと天気予報でよく耳にするようになりました。天気予報の最後に「空気が乾燥しております、火の元の取り扱いには十分ご注意ください」と言って締めくくってることが多いですよね?

空気が乾燥するとなんでいけないかというと 「空中に浮遊しているウィルスの活動が活発になる」からです。

皆さん外ではマスクしてますよね?でも、お家の中でもされてますか?
また、使ったマスクはどう処分してますか?
手洗いうがいと言いますが、洋服についてるウィルスはどうしてますか?

最近は服にスプレーしてウィルスを除去するものも出てきましたがみんなが使っているんでしょうか?

ウイルス対策は大丈夫?

インフルエンザのウィルスは喉や鼻の細胞表面にくっついたら、それなりの強さで結合してしまうし、細胞内に侵入するまで約20分程度と言われています。(帰宅したらすぐうがいをしないと効果が期待できないと言ってる先生もいるそうです。)
20分以上経つとうがいでは喉についたウィルスは取れないという事になってしまいます。 しないよりした方がいいですが、うがいと手洗いだけでOKという事はないと思います。

うがいや手洗いはテレビなんかでも何度も言われているので習慣になっている方は多いと思いますが、私のオススメは

「換気」と「部屋の湿度を50~60%に保つ」という事です。

換気はウィルスを追い出すのに有効ですし、加湿は空気中にあるウィルスを吸いこんで感染する確率を大幅に減らすことができると言われています。

念には念を。マスクの捨て方

使い終わったマスク、家の中のごみ箱にポイっと捨ててませんか?マスクは使ったらビニール袋に入れて、底に水分を含ませてから捨てるといいそうです。本当は袋は密封してと教えてもらいましたが、ちょっと厳しいので外のごみ箱に捨てるだけでも違うそうですよ。
まぁ、ウィルスは細胞内でしか長く生きられないので大騒ぎするほどではないのかも知れませんが、念には念をという方はマスクは上記のように処分するのがいいですよ。

この季節は犬も人もウイルス対策。

人が風邪をひきやすい季節は、犬も「ケンネルコフ」という伝染性気管支炎(ゴホゴホと咳をする)にかかりやすいのです。こちらもウィルスが関わっていますので対処法は同じです。犬は手洗いうがいなんてやってくれないですから「換気と加湿」でウィルスから守ってあげて下さいね。
(犬も人も気をつけたいこの季節。どうしてもウイルスやインフルエンザの事を書きたくて、病院で働いている友人と久しぶりに長電話をちゃいました(笑))

[番外編]冬至にはこれ!楽しんでこの季節を乗り切ろう!

12月22日は冬至です。日本ではゆず湯に入って、冬至がゆ(小豆がゆ)やカボチャを食べると風邪をひかないと言われていますがこれは江戸時代から続いているそうですよ。

かぼちゃ南瓜は抗酸化成分(ビタミンA.C.E)がたっぷり含まれています。ビタミンAは皮膚や粘膜を丈夫にする作用があります。これは果肉の色が濃いものを選ぶとより多く摂れます。かぼちゃのワタが果肉より多く含まれているのでワタをスープにすると違和感なく食べれると思います。(私はちょっと苦手なので愛犬に食べてもらってます・・・)

ビタミンCは感染症に対する抵抗力をつけてくれる効果があります。 ビタミンEやカボチャが野菜の中で含有量がNO1です!ビタミンEは老化の原因といわれる活性酸素から細胞を守ってくれます。

これらが3つともそろってるので相乗効果でパワーを発揮してくれます。理屈を知った時なるほど江戸の人たちはすばらしい!と関心しました。風邪やインフルエンザの気になる季節に南瓜のスープなんかいかがですか? 南瓜は甘いので犬達の喜んで食べてくれる子が多いですよ。


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著者紹介
0900801 犬の栄養士さん 竹田恵理子先生

福岡市内で、ドッグシッターや犬の食事関係の専門、「パウズフォウトウト」を設立。

『人と犬が楽しく笑顔に!』をモットウに、ドッグシッターや食事のカウンセリング、ダイエットの指導などを行っている。愛玩動物飼養管理士、栄養士(人間の)、健康管理士一般指導員、フードスペシャリスト、食生活アドバイザーなどの資格を取得。現在は、動物栄養学の講師として専門学校で教えている。

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