2010年09月01日 UP | 栄養士 竹田恵理子先生
ワンちゃんが飲む「お水」のお話(その1)
ワンちゃんにあげる食べ物は沢山考えたり、選んだりこだわっている飼い主さんも多いと思います。
でもワンちゃんが飲んでいるお水を意識されていますでしょうか?
これはあくまで私個人の意見ですが、犬達を見ていて「違いの分かる子だ!」と思う事が沢山あります。
犬は味覚が乏しいといわれていますが、好きな水とそうでない水では飲みっぷりが全然違います。
お水の状態にも好みがある用で注ぎたてが好きな子、ちょっと時間が経って常温になったのが好きな子がいたりします。いつも井戸水を飲んでいる子は水道水はあまり好きではない子が多いみたいです。私がお散歩でお伺いしている所のワンちゃんは飼い主さんがお散歩中にお水を新しくしておいてくれても帰宅したら目の前で入れ替えるのを確認しないと「ちょっと新しくしてよ」とアピールしに来ます。
だからと言って一本何百円もするミネラルウォーターを買って下さいとか、ン十万するような浄水器を買って下さい等は言うつもりはさらさらありません。
ただ、お水と言うのはフードに入っている栄養素と同じように命をつなぐ上ではとても大切なものである事は確かです。水がなければ数日、状態によっては数時間しか生存できない場合もあります。それぐらい大切!というのをちょっと意識していただけるととてもうれしいです。
お水の主な役割
<お水の主な役割>
①血液の主成分・・・血液は全身に酸素や栄養素を輸送する役割があります。
②細胞を活性化・・・体内の多くは水でできています。
③体温調節・・・臓器から熱を奪い発散することで体温の上昇を防いでくれます。
④老廃物の排泄・・・ウンチやオシッコとなって余分なものを体の外に出してくれます。
⑤消化機能の為・・・水溶性ビタミン(ビタミンCやビタミンB群)を吸収して化学反応を促進させます(代謝など)
酵素は液状で分泌される事で消化作用が促進されます。
①~⑤が主な役割です。結構重要かも!?と何となく思っていただけるだけでも十分だと思います。
多くの飼い主さんがドライフードを食べさせてらっしゃるのではないかと思います。ドライフードに含まれている水分量は約5~12%です。
多くのフードは10%ぐらいと言われていますがそれだけパサパサなのか想像が付きませんよね?皆さんはカ○リーメイトを食べた事がありますか?
あれは味によって含まれる水分量が違いますが、約10%程だとメーカーのお客様相談室がおしえてくれました。
あれを365日水なしで食べ続けている犬達はすごいと思いませんか?
「ご飯を食べ終わったら必ずお水を飲みに行くからうちの子は問題ありません」と仰る飼い主さんもいますが、よく考えてみてください。喉が渇いたから飲んでいるだけではないのでしょうか?
意外に体を上手に機能させるためのお水が足りてない!という犬達も多いかもしれません。
でも「体に必要だから飲んで!」と犬にいってもなかなか飲んでくれませんよね?
私がオススメするのはフードにお水をかけて食べてもらう事(お茶漬けみたいに)です。フードにお水をかければ、無理にお水を飲ませなくても大丈夫ですし、早食いの子は食べるのに時間がかかってチョット得した気分になってる子もいます。もしかしたらちょっとした体のトラブルを回避できるかもしれません。
ただし、沢山お水を飲むのでおしっこの回数と量が増える事は確かです。「それは嫌かも・・・」という飼い主さんは来月の犬喜屋まぐで続きを書きますのでそれを読んでみて、どっちが良いか判断されると良いかと思います。
来月の記事に続きます(その2)。

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福岡市内で、ドッグシッターや犬の食事関係の専門、「パウズフォウトウト」を設立。 『人と犬が楽しく笑顔に!』をモットウに、ドッグシッターや食事のカウンセリング、ダイエットの指導などを行っている。愛玩動物飼養管理士、栄養士(人間の)、健康管理士一般指導員、フードスペシャリスト、食生活アドバイザーなどの資格を取得。現在は、動物栄養学の講師として専門学校で教えている。 |


















